階段をいっきに
おりてくるみたいに
ガタガタ音が聞こえて
きそうなくらい
だったと思う。
寝る時間を惜しむほど
仕事に明け暮れてる彼に聞く
耐えられなかった
仕事頑張ってる?
そんな事聞きたいんじゃない
…
もっと違う…
その時のあたしの
精一杯だったと思う。
ねぇ?
あたし達
ちゃんと
繋がってる?
……
今日も明日も明後日も
頑張ってますよー!
イライラが
投げやりが痛かった
てゆうか
LINEしばらくお休み
していいかい?
仕事でてんぱってて
考えられない
妙に冷静だった自分。
それは
仕事が忙しいからなの?
それともそれだけじゃないの?
わっかんないんだよねー
適当
面倒くさい
投げやり
そんな言葉達の意味を
はじめてここまで理解
したような
気がした
最後の更新から1年が
たとうとしてます
この時間
いつ何が起きるか
わからないな…
って事がたくさん
ありました。
彼と向き合い
離れ
自分自身と向き合い
彼に依存し続けていた
自分とさよならをした
他の誰かが
手を差し伸べてくれた
いつも1人じゃ立ち上がる事が
できないあたし
季節は巡り
そしてまた8月
あたしの隣には
やっぱり彼がいます。
多分
季節は夏の終わりがけで
夏は残り少ないんだと……
空気感や空が感じ
させてくれるような
夏の終わりの夕方
昨年
8月25日
あたしは
はじめて彼とゆう人を
知りました
その頃のあたしは
暗闇の真ん中にいて
そこから
でようとすることも
抜け出す努力をする事もせず
ただうずくまり
心はもがき
自らの力では抜け出せない
闇から引っ張り上げてくれる
なにかを探して必死だったんだ
ぜんぜんまったく
興味もわかなかった
まっすぐあたしの車に
向かって歩いてくる
姿だけが脳裏にやきつき
なぜか忘れられなかったよ
今も忘れません
あの日の夏の夕暮れの
赤く染めかかった
せつなすぎる空の色と
ぬるい空気感
夏が大好き
でもこの時間の夏の空は
嫌いとゆったあたしと
そぅ?
俺は嫌いじゃない
とゆった彼
あなたは今でもゆうね
あの時 mikoは
ずっと横ばかりを向き
まったくこっちを見てなかった
知らないでしょう
そんなあなたが
窓から見える夏の夕暮れを
見ている時
あたしがあなたを見てたのを
長いようで短い
時間を刻んで
彼は
あたしを闇から
引っ張り上げて
くれました
あの日
彼にまったく興味の
なかったあたしが
なぜ
彼が向かってくる姿が
やきついたのか
いまなら
わかる気がします
あの日の夏の終わりの夕暮れ
忘れられない空の色
ぬるい空気感
あたし彼をはじめて
知るとともに
1歳大人になりました
彼はうずくまったあたしに
手をさしのべ
前に進む道を教えてくれる
ために あたしの前にきたのかな
わかんないね…
あたしはあと4日で
またひとつ大人になります
きっと
あの日みた
光景とは違う
ひんやりした空気感が
流れている日になるような
気がする
今年の夏は
すごく短いから
それでも
あたしはきっと
思い出す
1年前のあの日を
あたしはもぅすぐ
大人になりきれぬまま
残酷な時間の流れによって
またひとつ大人になる
8月25日
あたしをここまで
連れてきてくれて
ありがとう
あたしは
やっぱり夏の終わりの
空の色は
嫌いだよ