なんでもないまいにち

なーんでもない毎日の記録。
家族だったり、友達だったり、…だったり
そん時の、気持ちやあったこと
綴っていきます。

あんみつ姫

女なら



洋服、りっぷの色、下着、声


ひとつでも知ったときから

その所有者のことをあれこれと

想像するだろう


例えば


ヘアアクセサリーなんて小さなものでも。



そのゴムに絡む


髪の持ち主の、ただよう匂いまでも

想像し、あたしの五感を刺激した。



あたしはさいきん

機嫌がわるい。



忙しい自分へのご褒美



木目調のダイニングテーブルに


ビールと


….あんみつ


甘党の彼が


機嫌のわるいあたしに

おくる1枚の写メ




あたし、ほんとは

心のどっかで思ってた


バカにしてた

上からみてた


きっと、たいした女じゃない。

ただの良妻賢母だろ。


あたしの方が女として上、

彼を喜ばせることができる




木目調のダイニングテーブルに



ビールと


…あんみつ





その片隅におかれた

すごく綺麗なヘアアクセサリー




あたしは絶対選ばない。



機嫌のわるいあたしに

おくった1枚の写メ





綺麗なヘアアクセサリーで

その髪を束ねる女の姿を想像する





彼に返信した。





あんみつ姫みつけたよ。