なんでもないまいにち

なーんでもない毎日の記録。
家族だったり、友達だったり、…だったり
そん時の、気持ちやあったこと
綴っていきます。

小さな幸せ

会えない時間が重なるほど


感じる距離が遠くなるほど



気持ちの距離もずっと離れて

消えて見えなくなって

なんにもなくなっちゃえばいいのに


存在したことすらわすれちゃえば

いいのに…




頭の中に彼が住んでるみたい



彼に出会う前


なにを思い

なにを考え


笑い、悲しんで

いたんだろ



どっかに忘れてきちゃった。




知らなければ


その腕に抱かれる

喜びも


その腕が痛いくらい

恋しい苦しさも


あたしがあたしを

嫌いになりそうなくらいの

醜いあたしを



みえないほど小さなことに

感じる喜びも




知らなければ

こんな痛みと向き合う

ことはなかった




それでも彼が欲しいと…


痛みを不安を寂しさを




彼に抱かれて隠すんだ


消えてなくなっちゃって

忘れてしまえばいいのに…





なのに


忘れてしまうのは

もといた場所で


感じていた小さな幸せ。